出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻)1999.02日常の歌出口王仁三郎参照文献検索
キーワード: 和歌実作
 
本文    文字数=1180

東光苑に朝まだき響く喇叺の音ききつつ庭の雪に見入れり
わが生命もゆる思ひやわかうどの兵式訓練みつつ楽しき
うたたねの夢を破りて青訓のラツパ響けり近き野の村
縁側にわが立ち居れば飛行機は空どよもしてつぎつぎ来る
青空のあなたに消えし飛行機のあとぼんやりとわれ立ちて見つ
輪転機の音いさましき冬の日の真昼楽しく校正をなす
ひねもすを人の訪ひ来る吾が舘は昼餉の時を忘れがちなる
つぎつぎに神苑に植うる若松の末たのもしくわれはおもへり
こはたれし宮居の跡なる清庭の実生えの松は丈にのびたり
ふるびたる居間の襖に絵をかきてよみがへりたる心地せるかも
夕津陽は山におちけむ雨空の雲の一とこほのあかりつつ
大空にさゆる月かげ恋しけれど風のさむきに戸をとざしをり
月ひくう南の空をわたりつつ寝やの障子にかげをうつせり
君が代を千歳の宮に祈らむと雪道わけてわれ詣でたり(近郷の出雲神社に詣づ一首)