出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻) | 1999.02 | 能登路 | 出口王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 和歌実作 |
本文 文字数=753
苔むせる老木松原ならびたる砂丘にかがよふにぶき冬の陽
昨夜かけて寒風吹けば寳達の屋根に積れるうすら白雪
散らぬあり散りたるもありて七尾野の雑木の紅葉秋を惜しめり
日の光さやかなれども風寒み初冬の能登路の旅は淋しき
辻毎に石の地蔵の立ちすくむ能登路はさみし初冬の旅
草まくら旅のやどりをかさねつつ北陸道の冬をたのしむ
天も地ももみぢにはるる初冬のたびはすがしも北陸の山
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雨後の犀川を氾濫する濁流のむせびに現代世相を感じてゐる
新聞の切り抜きを逆に張つた女の旅のつかれを気の毒に思つてゐる