出口王仁三郎 文献検索
リンク用URL http://uro.sblog.jp/kensaku/genshow.php?CD=13070&T1=&T2=&T3=&T4=&T5=&T6=&T7=&T8=
原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻) | 1999.02 | 城ノ崎に帰りて | 出口王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 和歌実作 |
本文 文字数=701
虚無僧の竪笛の音さやさやに城ノ崎町の秋をながせり
カラコロと板橋わたる浴客の足駄の響きに秋はこもれり
木の間もる秋陽の光に松山の紅葉色映え風冷えにつつ
夕ぐれを宿の男にかつがれて温泉にかよふ秋はさびしも
秋晴れの夕べの庭に百舌なきて出石平野の風冷ゆるなり
おほかたの陸田は刈られ稲垣の高きがならぶ出石平原
紺青の空にあちこち白雲のまよへる今日は秋あたたかし
山陰の旅ををはりて帰り路の今日のすがしき秋日和かも
水あせし河のほとりにもくもくと牛の仔草をはみて遊べる