出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻) | 1999.02 | 赤山別院にて | 出口王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 和歌実作 |
本文 文字数=822
泰山木花はなけれど青き葉のつゆけく照れる秋晴れの庭
庭の面の白萩のはな散りはてて秋陽にはゆるかへでもみぢば
朝ばれの出雲富士ケ峯ほんのりと雲をすかしてあらはれにけり
有明の月の夜頃を庭に立てばかそけき風にもみぢばの散る
別院の赤き瓦に照りわたる秋陽は清しもみぢ映えつつ
苔むせる多毘の大樹の下陰にわが歌碑立つる地を定めたり
羽久羅山尾根にかがやく夕陽かげをわが窓のべに見つつあかるき
夕餉たく里の煙のよこなびき羽久羅の山に日は暮れのこる
朝靄は出雲平野をながれたり別院の庭にひよどり鳴きて
八雲山尾上の松に夕陽落ちて里はもみぢに暮れのこるなり