出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻)1999.02故郷を思ふ出口王仁三郎参照文献検索
キーワード: 和歌実作
 
本文    文字数=741

ゆつたリと雨降る今日を湯に入りて故郷の空を思ひつつゐる
ちちのみの父いまさばと思ふかなこの湯の宿のよきにつけても
垂乳根の母は故郷にこの雨を一人さびしくききますらむか
ははそはの母のたよりはきかねども便りのなきを安しと思へり
鶴山に機や織るらむ吾妹子は青葉の風を窓に入れつつ
鶴山の眺めは清し花明山もわれ捨てがたくかたみに住まむ
子はすでに母となりたり更生のわれ童心に甦りつつ
神苑の新築工事如何なりしと遠く思ひぬ湯の宿にゐて

しつぽりと温かい湯にひたりながら遠い故郷の妻を思つてゐる