出口王仁三郎 文献検索
リンク用URL
http://uro.sblog.jp/kensaku/genshow.php?CD=13000&T1=&T2=&T3=&T4=&T5=&T6=&T7=&T8=
原著名
出版年月
表題
作者
その他
出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻)
1999.02
朝のヴエランダ
出口王仁三郎
参照文献検索
キーワード:
和歌実作
本文
文字数=418
塗料の匂ひが異様に鼻をつく、霧の丹波の朝のヴエランダ
枯野の日を見ながら、靴の紐をしめてゐるさびしさだ
障子のつぎ張りをしてゐる妻の顔に、何かかがやかしさがある
夕鴉が産土の杜に啼いてゐる、ああまた今日も暮れるのだ
硝子障子が微塵になりさうな嵐の礫だ、わづかに自己を支へてゐる