出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻) | 1999.02 | 偶感 | 出口王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 和歌実作 |
本文 文字数=983
浅ましき思ひするかな女子の酔ひてすべなきことを言ふ時
わが植ゑし松は神苑にしげれども老いまさる身を思へば淋しも
年さびし吾にはあれど翁てふたたへことばは心にさはる
速川の瀬瀬を流るる水のごと清くすがしく歌は詠みたき
たのむべき人なき世にも穂芒の誰を招くらむあしたタベを
大寺に木魚の音の響くなり穀つぶし奴が叩くにやあらむ
はてしなきこの天地のなかにゐてゆきつまれりとなげく弱虫
かりごものみだれ果てたる世を思へば老を安らふ心になれず
瀧津瀬の音にもそぞろ天地の生ける御神の声を聞くかな
天地は巡りめぐりて果てしなし元津御神の尽きぬ力に
知らぬ間にわれ六十年を越えてをりほしいままなる夢を見つつも
つつましくわが絵を描く室内を礼なき人ののぞきてゆくも