出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻) | 1999.02 | 秋日和 | 出口王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 和歌実作 |
本文 文字数=737
オートバイの音たかだかと砂けむりたてて道ゆく秋日和なり
松の葉のひとつびとつに秋の陽は輝きわたり山風涼しも
文机のうへに紫苑のはな活けて秋をすがしく客とかたらふ
紫苑の花つかみさしたる床の辺に歌かきにつつ日は暮れにけり
石たたむ石工の槌の音さえてみそらすみきる秋日和なり
白きあかきコスモスの花に月冴えて夜半の神苑はすがしかりけり
竹薮のしげみを伐りてわが庭のながめ清しき秋日和なり
秋ばれの今日の真昼を吾妹子と濠のおもての菱の実をとる
百日紅の花の白きが池水にうつりてすがし秋風かをる