出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻)1999.02鶴山の秋出口王仁三郎参照文献検索
キーワード: 和歌実作
 
本文    文字数=865

椎の実のまばら落ちたる鶴山に朝な夕なを子の集ひ来る
鶴山に霧立ちこめて風もなくこころ清しき朝のしづもり
向つ山谷のはざまにひとところ白雲わきて秋晴れにけり
大江山いただき靄につつまれて鶴山青し秋はれにけり
四尾の山のいただきむらむらと照らひかげらひ雲まだらなる
ひえびえとあしたの霧の**れつつ椎の実拾ふ子の声寒し
(注 ** 二語脱落しているようだ)
吾妹子のすさびなるらむ朝まだき筬の音さゆる手織機場に
鶴山の椎のこずゑのひと葉ひと葉秋陽かがやきしづかにゆるる
鶴山の吾が高殿に真清水をひきてたのしき秋ばれの庭
山駕篭にゆられてのぼる鶴山の夕べさびしくかなかなの鳴く