出口王仁三郎 文献検索
リンク用URL http://uro.sblog.jp/kensaku/genshow.php?CD=12954&T1=&T2=&T3=&T4=&T5=&T6=&T7=&T8=
原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻) | 1999.02 | 家居 | 出口王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 和歌実作 |
本文 文字数=904
ほととぎす啼く音もまれになりにけり家居ふえたる天恩の郷
あさ漬の茄子の色をすがしみつつ夕餉の膳にわれ向ひ居り
夕顔のしろじろ咲ける庭の面に蚊やりたきつつ二人夕餉す
鶴山に帰るべき日の近づきてわが業あまた残る花明山
つるやまや掬水荘の庭の面にわれをむかふる提灯ゆらげり
山と雲の外に見るものなにもなきこの山里はしづかに暮るる
山の端を月は今しも出づるよとあわただしくも妹は叫べり
生鮎のかをり親しき夕べなり家族つどひて夕餉をとるも
人馴れし直美はニ歳に満たざれどはきはきものをいふ児なるかな
毀たれし宮居の跡にたたずみてなみだにくるる信徒あはれ
園丁のむしりて来る初茄子のつやほのにほふ朝のすがしさ