出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻) | 1999.02 | 南桑原野展望 | 出口王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 和歌実作 |
本文 文字数=1001
光秀が築城の石を掘りしとふ金岐の山ははげところどころ
若葉吹く風をあびつつ高殿のおばしまに見るちぎれ綿雲
高殿のまどあけ見ればふたすぢのけむり流れて汽車ゆきちがふ
くつきりと山のいただき見えながら中腹にまよふちぎれ白雲
曇らへるみ空の奥のひとところあかるは月のこもりゐるらし
梅雨雲のあひまをもるる天つ日のかげ一ところ向つ尾に映ゆ
南桑の野によこたはる大堰川のながれしろじろ夕日に照れる
稲荷山松の木立のひとつびとつ目にさえにつつ陽は山に入りぬ
医王山はざまにくものわくみえてまなく丹波は雨となりけり
愛宕山尾根にしらくもただよひて天恩郷にきりさめの降る
権現山電燈雨にきらめきてあたりをぐらく風まどを打つ
高殿の窓をゆすりて音たかく大社がよひの汽車真夜をゆく