出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻) | 1999.02 | 五月雨 | 出口王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 和歌実作 |
本文 文字数=658
日ならべて雨ふりつづき吾が居間の障子襖のおもくさびしき
今日もまた雨の降れれば木匠の手斧のおとも聞かなく淋し
日並べて降るさみだれにあさがほの支へ要るまで蔓のびにけり
四十八石の宝座に苔むして神苑しづかに五月雨の降る
湯にゆきし友は待てども帰り来ずわれ高殿に雨の音聞く
五月雨の降りしく夜半のひとり寝のさみしき吾は歌になぐさむ
電燈のもとひそやかにもの書ける夜更け淋しき梟のこゑ
芭蕉葉のひろ葉をたたく雨のおとききつつ眠る夜はわびしも