出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻) | 1999.02 | 青あらし | 出口王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 和歌実作 |
本文 文字数=722
高殿の窓をゆすりて青あらし吹くおとたかし朝の鶴山
朝あらしはげしく吹けばわが窓をなでつつなびく若竹の枝
製糸場の煙突のけむり地にひくくはへる真昼を青あらし吹く
楽焼の窯場のけむりよこなびき檪生ゆりて青葉風ふく
たかどのの窓をゆすりて青嵐吹きに吹きつつ雨となりけり
なかぞらの風をつよみか高台の銀杏の上枝さゆらぎやまず
アカシヤの梢をあふる雨風にあわただしくも窓を閉ぢたり
たきつ瀬の音にまがひて高台の銀杏のこぬれ青嵐ほゆ
あをあらし過ぎゆくあとの石段に銀杏の青葉ここだ散りをり