出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻)1999.02煙る霜出口王仁三郎参照文献検索
キーワード: 和歌実作
 
本文    文字数=739

二人が立つてはなす空に月がたかい、橋には霜が煙る
愛宕山上から見下す谷間、むらむら起る雲の果てしもない秋だ
花明山高台の公孫樹が真つ裸になつてゐる、寂しいが朗かな朝の空気だ
ひたと凍りついた月のたかさ、霜を吹きさらす風の遠さ
雲だ、切れ切れを月がくぐる、あとから雁のかげ、平凡な冬の宵だ
光のうすい星が西の空に、ああ二つ六つ七つ、地上は電線が唸るだけ
ざくりざくり霜柱が工夫の靴に崩れる、其大きな赫い靴に
贈賄!
収賄!
何をいつてやがるんだ
その金からして一体どこから持つて来たんだ!