出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻)1999.02秋雨出口王仁三郎参照文献検索
キーワード: 和歌実作
 
本文    文字数=738

秋雨
秋雨のしと降る庭に苔むしてこの手水鉢のさびのふかかり
山めぐる雲のあなたに青空の高くのぞきて降る時雨かな
木木の風さやぐをみれば間もあらず音立てて降る夕つ秋雨
やれ窓の障子ぬらして忙しげに風にのりゆく秋の夜の雨
ひとしきり風にざわめく銀杏葉に露を残して時雨はれたり
日日なめて長雨降りしく秋の田に見るかげもなく立つ案由子かな
足引の山の尾上に小夜ふけて鹿の音さむく時雨ふるなり
秋萩のこずゑをしばく夕雨の音のさびしさ風窓を打つ
逝秋の小雨つめたき窓の辺にさびしく鳴けるこほろぎの声