出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻)1999.02一ニ三道歌(2)出口王仁三郎参照文献検索
キーワード: 和歌実作
 
本文    文字数=2123

一二三道歌(二)

一つ 古事記
いそのかみ古事記は神つ代の神のいさをの証明なりける

二つ 神の道
踏みて行く神の正道ひろけれど心せざればつまづくことあり

三つ 教典
道のため書きしるしたる教典の千代萬代に栄えかしと祈る

四つ 相互
世の中は頼み頼まれ助けあひて一つこころにすすむ神国

五つ 日本魂
いや高き神のさづけし日本魂かがやきわたせ海のそとまで

六つ 外教
村肝のこころの誠おしかくし表面をかざる洋教のならはし

七つ 習道
家業のせはしき人も玉鉾の道ふみまなぶ暇はあるべし

八つ 神数
病む人も病まざる人も千早振る神の御教の薬をわすれな

九つ 世態
子があればゆづる金なし金あれば譲る子の無き世の中の状

十 堅心
時つ風吹き荒ぶとも真木柱立てし初めのこころゆるめな

十一 楽生
何時までも生きて飽かなき現世を一日もがなと祈りこそすれ

十二 暦
新年の暦ながめて悔ゆるかな年のみ老いて功績なき身を

十三 大本教
釈迦孔子も覚り得ざりし大本の神のをしへを聞く人の幸

十四 貫徹
舌の根もまはり兼ねたる幼児も望みしことの遂ぐるまで泣く

十五 斯道
斯道の光を知らぬ人ぐさは醜の魔風になびき伏しつつ

十六 漢学者
論語読み論語ばかりに魂抜かれ身のはたらきの出来ぬ憐れさ

十七 真言秘密
真言の秘密と人にほこれどもそんないつはり誰が空海

十八 慎小事
払はずば積りて罪となりぬべし塵ばかりなることと思へど

十九 草薙劒
国の仇罰め討ち攻めするがなる野辺の草薙剣たふとし

二十 異教
西へ行け北へすすめとまちまちに醜の教の世びとまどはす