出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
スサノオの宇宙へ──出口王仁三郎の霊界物語を語る1994.02霊界物語 第四三巻~第四八巻出口和明・ほか参照文献検索
キーワード: 霊界物語
 
本文    文字数=2871

○43巻。聖師は第二次大戦中に「玉国別は日本で、伊太公は軍閥、道公は大本で、純公は純真な日本人」と語っている。
 43巻の3章で玉国別が白毛の大猿に目を引っかかれるのは、終戦直前のソ連参戦を予言すると先輩たちは語っていた。
○玉国別はよく書かれていない。玉国別には化身のお供がない。日本の宰相にぼんくらが多かったということか。玉国別の説教はくどいし、既成概念にこだわり言うことに引用が多い。解説言語を使う。このため、鍛えられるためにいろいろな目にあわされる。
○スサノオの笑いの世界。スサノオはウーピーの神様だからこの神様の下では心から笑える。43~48巻には、人物も、行動も笑いにちなんだものが多い。
 46巻総説にも笑、歓喜の大事さが書かれている。
○45、46巻の小北山物語。小北山は十曜の神旗が掲げてあるように、まさに大本教団である。1980年からの第三次大本事件と重なる側面が多い。
○蠑?別は海軍中佐の飯森正芳がモデル。
○観物三昧経は、45巻14章で解説されているが、内容がばかげている。「観物三昧海経」の第8巻にある。
○46巻2章の労働神聖観はスサノオの宇宙と直結する世界。神様と人間の問題。48巻の10章「天国の富」でイメージが拡がる。業を楽しむ。47巻12章では、天国の労働が語られる。
○主神。主神とは最高の親神なのだから、冷たい自然法則とか宇宙元始の無色無形の存在ではない。宇宙の一霊四魂が全面開花している状態が主神であり、その至仁至愛の霊性・ご神格をスサノオと表現されている。
 幽の幽の世界では主神の活動は全面開花していない。言霊のビッグバン時点が主神ではなく、75声が鳴り響いている状態が主神の世界、そこに至る未完成の段階は、最高の主神の顕現とはいかない。
 厳瑞に二分された状態ではなく、スサノオの宇宙にすっきりと同調し、開放されていって、はじめて主神と会える。
○12は聖師の誕生日の吉数である。48巻12章の「西王母」は重要なことが書かれている。宇宙の一柱の神を「言霊学上、これを豊国主尊と申し奉り、また神素盞嗚尊とも称え奉るのである」
○治国別が弟子達に示す、差別愛から平等愛への歌。(47巻3章)
○天津祝詞の奏上はスサノオへと姿勢を正し、想念を通わすものである。