出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
スサノオの宇宙へ──出口王仁三郎の霊界物語を語る1994.02霊界物語 第一巻~第六巻出口和明・ほか参照文献検索
キーワード: 霊界物語
 
本文    文字数=1862

○国祖国常立尊は、国祖に命令されて動いた鬼武彦の絶望感(4巻32章)や、無残に追放されてゆくスサノオの四魂の神司の気持ちが分かり始めると、国祖のイメージは屈折してゆく。
○神素盞嗚尊は物語の序から出て、最初に出てくる神名であるが、スサノオが霊界物語の中心であるのはなかなかわからない。
○「太古の神の因縁」には国祖ではなくスサノオが主宰の神であるとはっきり書かれている。
○1巻38章「黄金水の玉」は、元伊勢出修に相応する物語。スサノオの神格や働きが壮大なスケールで書かれている。顕国の御玉には主神・スサノオの神徳がこもっている。
○玉の話は39巻以降は出てこない。
○時代設定は35万年前。1巻から4巻の主要舞台はトルコのエルゼルム。アーメニアもすごい場所である。
○言霊別……聖師、稚桜姫……開祖、言霊姫……二代教主、常世姫……福島久子と見ると、物語は教団の歴史とも見える。裏の歴史が書かれてる。
○「鬼熊の終焉」は、開祖沓島篭りの時の大槻鹿造の脅迫事件との関連。2巻稚桜姫と言霊別命の食い違い。
○花森彦……森良仁、竹熊……中村竹吉
○1巻4篇「竜宮占領戦」、4巻にいたる聖地破壊は第一次大本事件との照応。
○1巻24章で、竜宮の乙姫を、事件前に刷られている11版で「日の出神の顕現」を「日の出神の配偶神として顕現」と訂正した。出口聖師が日の出神であることになる。
 物語では、聖師の神格のところで、後になっての書き換えが多い。