出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
大本史料集成 全3巻 | 1982.06(第1巻)、1982.09(第2巻)、1985.08(第3巻 | 争点 外国で聖師の写真を祀る | 池田昭・編 | 参照文献検索 |
キーワード: 二次事件裁判 不敬罪 |
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本文 文字数=1351
問 兎に角、外国に居る大本信者に対して、被告人王仁三郎の写真を祀らして居つたやうだな。
答 さうです、外国では神さんがない。基督教ばかりですからそれで何もないから写真なんか祀らうと云ふことになつたのでせう。私に、「写真を送れ」と云ふから写真を写して……それを持つて行つたのです。
問 是はどこですな。
答 シヤムと思ひました。
問 シヤムの方の宣伝師か。
答 筧と云ふ人がシヤムの方へ宣伝に行つて居たけれども、直ぐに後から、「写真を送つて呉れ」と云ふので送つてやつたのです。
問 十年の九月頃に行つたのか。
答 さうだと思ひます。
出口 ちよつと、五分間ばかり……。
裁判長 よし/\、素盞嗚尊は再び世に現はれて……。
出口 それは何の事です。
裁判長 休んで居つて宜しい。
出口 頭がさつぱり……。
富沢弁護人 本人が疲れたやうですから、又、お調べ中御迷惑かも知れませぬけれども、五分間ばかり休憩さして戴きたいと思ひます。
裁判長 よし/\、五分間ばかり休憩します。
午後二時十五分休憩