出口王仁三郎 文献検索

リンク用URL http://uro.sblog.jp/kensaku/genshow.php?CD=12739&T1=&T2=&T3=&T4=&T5=&T6=&T7=&T8=

原著名出版年月表題作者その他
大本史料集成 全3巻1982.06(第1巻)、1982.09(第2巻)、1985.08(第3巻争点 不敬の歌の総括池田昭・編参照文献検索
キーワード: 二次事件裁判 不敬罪
ルビ付き本文:
ダウンロードページ
 
本文    文字数=1365

問 さうか、それで訊ねるが、総括した点は、只今迄訊ねた所の中で「悪の頭」、瑞祥新聞に出て居る「日本の上の守護神」、「上に立つて居る守護神」とか、「いやな方の血統」、「上の守護神」、「道具に使はれる肉体」と云ふものは、畏多くも日本の陛下を称し奉つたのではありませぬか。
答 そんなことは何処にもありまへぬ。
問 それから、
  月の光昔も今も変らねど
      大内山にかゝる黒雲
それから
  言さやぐ君が御代こそ忌々しけれ
      山河海の神もなげきて
と云ふ此の歌なるものは、御皇室を呪咀し奉つた歌ぢやありませぬか。
答 そんなことはありませぬ、絶対にありませぬ。
 能く考へて貰うたら、盲人が見ても、素人が見ても判ると思ひますが。

   千歳経し聖の壷も地震の
   荒ひに逢は父もろく破れむ
   つがの木の弥つぎ/\に伝りて
   宝の壷もひゞぞ入りぬる
と云ふ此の歌は、御皇統の断絶を暗示したやうな歌ぢやありませぬか。
答 そんなことはありませぬ。思も寄らぬことであります。