出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
大本史料集成 全3巻1982.06(第1巻)、1982.09(第2巻)、1985.08(第3巻争点 組織方針池田昭・編参照文献検索
キーワード: 二次事件裁判 組織方針
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本文    文字数=1746

問 それぢや、王仁三郎、訊ねます。
 被告人王仁三郎は、昭和三年の三月三日より同十年の十一月上旬頃迄の間に於て、右綾部町本宮及び亀岡町の天恩郷に於て大本の為に、大本の重要なる組織方針並に活動方針を樹立して、幹部役員等をして実行せしめたる事実がありますか。
答 何を実行させたと云ふのですか。
問 組織方針、活動方針。
答 それはあります、あの規則の通りにやつて居りますから──。
問 詰り、砕いて申しますと、組織方針はどう云ふ風に担当するかと云ふ方針を立てゝ役員等に実行せしめた事実と云ふことです。
 是は統轄して居る関係上……。
答 私が統轄して居りまして、役員が銘々に其の規則に依つて働いて居りました。
問 規則に依つて役員幹部はやらして居る訳だな、自分が指揮して……。
答 へえ。
問 今のは十二月迄の、検挙迄だが宜しいかね。
答 はあ。
問 宜しいかね。
答 何がですか。
問 宜しいか、今の訊ねたことは。
答 兎も角、私が指揮したことになりますから、私は修業ばかりやつて居りまして、皆規則の通りにやつて呉れて居ると思ひますけれども、結局は、まあ、私が大将ですから私が指揮したも同じことです。私が指揮してさしたも同じことになります。
問 併し、重要事項は皆全部自分がやつて居つたのでせう。相談を受けて、自分がやつて居つたのでせう。
答 はあ。