出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
大本史料集成 全3巻 | 1982.06(第1巻)、1982.09(第2巻)、1985.08(第3巻 | 歴史 愛善会と神聖会 | 池田昭・編 | 参照文献検索 |
キーワード: 二次事件裁判 人類愛善会 昭和神聖会 |
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本文 文字数=1701
問 大本の信者以外の者も入つて居る団体がある。それを、まあ、外廓団体と云ふ。併し、目的は同じだ上言ふことになつて居るのだね。
答 さうです、さうです。
愛善会が少し信者以外の人が入つて居るのです。
それから、神聖会と云ふのが、あれが殆ど入つて居るのです。
それより外は皆大本信者でせう。
問 目的は同じでせう。
答 同じです、さうして神聖会は、あれは思想団体で皇道発揮の為に特にそればかりやつて居つたのです。
問 それからと、今度は大本の機関紙、本だね並に其の目的は……。
清瀬弁護人 裁判長、其の今の四十七回の団体のことですが、之で宜いと言つたのはどの辺迄宜いと言つたのでありませうか。
この中で、例へば、日光運動は……。
裁判長 ちよつと、どこですか。
清瀬弁護人 今の四十七回を挙げて、「各団体はこの通りだらうが」と云ふお問に対して……。
裁判長 詰り、皇室と大本との関係……。
清瀬弁護人 関係ですが、七項迄ありますが、どの辺迄を総括してのお調べでありませうか。
全部と云ふことになりますと……。
裁判長 さうしたら、斯う云ふことにしませうか……関係と云ふので判ると思ひますがね。
清瀬弁護人 全体と云ふことになると……。
裁判長 大本の本質と大本との関係と云ふことだけで、判りやせぬかと思ひますがね。