出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
大本史料集成 全3巻1982.06(第1巻)、1982.09(第2巻)、1985.08(第3巻争点 ミロク菩薩池田昭・編参照文献検索
キーワード: 二次事件裁判 みろく大祭 ミロク菩薩
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本文    文字数=1813

問 それで昭和三年二月の上旬からミロク大祭の準備をして居つたのか。
答 して居つたと思ひます。
 私は直接携はつて居りませぬけれども、やつて居つたと思ひます。
問 さうか、二月の上旬に、亀岡の光照殿に於て出口伊佐男、御田村竜吉、大深浩三等に対して、「三月三日にミロク大祭を執行し自分がミロク菩薩として諸面諸菩薩を率ヰて、此の世に下生して、ミロク神政成就の為、本格的活動を始めることとする」と云ふて話したと云ふことは、三十五回の三問答の三千五百十四丁の裏に書いて居るがね。
答 それを、私は話したかどうか知りませぬ。
問 準備を命じた、と云ふことになつて居るがな。
答 それは誰が準備したか知りませぬけれども、其の時に言ふたかどうかそれを覚えて居らぬのですわ。
 それでも、向ふから「さうぢやないか」と言はれたから、「さうです」と言ふたけれども、大深とか宇智麿とか亀岡に居つたのが若し言ふたら、其の連中が近くに居つたから、さう言ふたらうと云ふ位のことを言ふた……。
問 今見たいな準備を命じたのは違ひないのだな。言ふた言葉も其の通りか。
答 それは判りませぬ。詰り、「お祭りはせぬならぬ」と云ふことを言ふたのです。
 私は此のお祭が別にそんな悪いお祭だとは思ひませぬもの。
問 それでだね……。
答 さうして、別に、ミロクさんとして、私を神さんとして拝めと言ふたのではありませぬもの。天の神様を拝む。