出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
大本史料集成 全3巻1982.06(第1巻)、1982.09(第2巻)、1985.08(第3巻争点 立替立直をする時期池田昭・編参照文献検索
キーワード: 二次事件裁判 立替立直し みろく大祭
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本文    文字数=1893

問 ちよつと訊き落したが、大本信条を訊く前に、立替立直をする時期は如何に主張して居つたのか。
答 時期はそれは判りまへぬな。神の御心で判らぬ。
問 色々変つて居るやうだね。
答 教祖の立替……戦争が起る位なことは何年頃起ると云ふことは言つて居りましたけれども、根本の立替と云ふやうなことは誰も言ふて居りまへぬ。
問 「少くとも、王仁三郎の存命中には出来る」と云ふやうなことは言つて居つたのか。
答 存命中に私の教が独立する位より、それより多く望むことは出来ないのです。私の存命中にどうして、此の神政成就と称して、此の小さい方の大本だけの独立がしたいと云ふ意味やつたのです。
問 之は予審の四十二回の一問答に於ては、「変つた色々なことを、十年延びた」とか色々なことを言ふて居りますね。
答 色々なことを言ひました。
問 十年延びたり、又延びたり、それから又昭和十年とか色々変つて居るやうに出て居りますね。
答 さうです。
問 併し、まあ、結局、王仁三郎を中心とする立替立直であるから、「王仁三郎の存命中、九十三歳とか」、まあ、色々なことを言ふて居るやうだな。
 「近く、存命中は立替立直がある」と云ふことを主張して居つたやうに……。
答 さうです、私の存命中には少くともアジヤ全体位は日本のものになると云ふことを思つて居つたのです。
 又、ヨーロツバにも行くと思つて居つたのです。
 之は確かになると思ひます。私が若しも九十になる迄生きて居つたら──。