出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
大本史料集成 全3巻1982.06(第1巻)、1982.09(第2巻)、1985.08(第3巻争点 ミロク大祭池田昭・編参照文献検索
キーワード: 二次事件裁判 みろく大祭 
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本文    文字数=2585

問 それから、此のミロク大祭のことを訊ねますがね、被告人王仁三郎が自分の五十六歳七箇月に達した時には、ミロク菩薩として出現して、ミロク神政を成就せしむべき旨を予言して居りましたね。
答 さうです。
 それは、自分も、大抵其の時分になつたら斯う云ふ風になると思つて居つたものですから、前からやつて居りました。二、三年前からやつて居りました。
 同じことならば、あの五十六億七千万年と云ふことがあるから、五、六、七と云ふことを五十六歳七ケ月になつて丁度都合が好いから、之を五、六、七に因んで其の時にしたいと云ふので、之は前から考へて居つたのです。
 それでこの五と云ふことは此のミロクに関係があるのです。五は「いづ」と言ひます、再前申しました「いづ」、五つは「いづ」です、「いづ」は即ち天皇陛下の御稜威です。
 六は「むゆ」です。「むゆ」は草木の萠ゆるが如く、皇威が発展し、皇運が発揚する。之が「むゆ」です。
 七は「な」と云ふこと。「な」と云ふことは地球の地の字、地震を地震と云ふことと同じで、「な」、地が鳴る、愈々此の大地の上は天皇陛下の御威徳が萠え移る。
 草木の萠える如くに、ずつと、此の地上に垂れ備はると云ふことを、此のことを御祝して矢張り五、六、七を使ふたのです。
 それで、五、六、七は「いつ」「むゆ」「なな」です。
問 九年七月一日の神霊界にも出て居りますね。
答 はあ、出してまつしやろさう云ふことは──。
問 それから、役員の方には、口頭で、前から言うて居つた訳だね。
答 さうです、ミロクの出現と云ふことは……。
問 五十六歳七ケ月になつて居るから……。
答 はあ、それで、三年三月三日と云ふことを繰つて見ると、丁度近いのです。
 それで、此の三、三、三のこと、七、七、七のことは前に申上げましたけれども、まあ一遍御訊ね下されば、もう一遍詳しいことを申上げますけれども……
 私は、ミロク祭がこんな問題になるとは夢にも思ひまへぬ。どうも、こんなことは夢にも思はなんだので、びつくりした位です。