出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
大本史料集成 全3巻1982.06(第1巻)、1982.09(第2巻)、1985.08(第3巻思想 国常立尊と大国常立尊池田昭・編参照文献検索
キーワード: 二次事件裁判 国常立尊 大国常立尊 豊雲野尊
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本文    文字数=2464

問 其の次、「茲に於て、国常立尊の出現……」の問題ですがね。
答 何処ですか。
問 其処々々……さう云ふことになつたから、国常立尊の再現なされて、立替立直をすることをあれしたのでせう。
答 ちよつと待つて下さい、(黙読しながら)それから……。
問 ちよつと読んで御覧なさい。
答 是は……。
問 皆読んでからになさい。
答 是は最前申上げました通りに「王仁三郎を機関として顕現し」
 是は提灯やと云ふ意味です。
問 さう云ふ意味ですか。
答 さうです、霊代と云ふことも、器と同じで、物の容れ物になつたのです。それで……「現御皇室」から「統治者となるべきものなり」迄は、是は全くないことでございます。
問 否認だね。宜しい。
 それで、「国常立尊が豊雲野尊と共に、綾部に現はれて」云々は、是はどうだ。
答 それは国常立尊と云ふのは、教祖に憑つて来た──艮金神として憑つて来たのが国常立尊、坤金神として憑つて来たのが豊雲野尊である。
 それで、直は、「昔は斯うやつたから良かつたが」と云ふことを、神が懸つて来て言ふ。行先……過去・現在・未来のことを、法律の許す限りでやると云ふことになつたことを、書いたのです。
問 是は此の意義はどうです。
答 何処ですか。
問 だから「綾部に再現し、現代の混乱世界を立替立直して、至仁至愛の世と為し、又、撞の大神は神勅……」
答 それはですね、国常立尊様が綾部に現はれたと云ふのです。さうして、又此の教を以つて、八百万の幽界の神様に対して、御注意すると云ふことが、書いてあります。
 神様から御改心をなさらぬと、現界は治まらぬと云ふのです。
 国常立尊が綾部に現はれて、八百万の神の──日本の総ての神様に教を……筆先を書いたり、又、霊で教へたりすると云ふ意味を書いたのです。
問 総て霊界のことだな、第一の点は──。
答 さうです、霊界が良くなれば、現界の人間の下々も良くなると云ふのであります。