出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
大本史料集成 全3巻 | 1982.06(第1巻)、1982.09(第2巻)、1985.08(第3巻 | 争点 立替立直(1) | 池田昭・編 | 参照文献検索 |
キーワード: 二次事件裁判 立替立直し 体主霊従 霊主体従 |
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本文 文字数=1802
問 それぢや、次の問題に入ります。
大本の所謂立替立直と云ふのはどう云ふ意味ですか。
答 大本の立替立直と云ふのは、世の中のことが革新する、改まつて行くと云ふことが立替立直。
家の立替立直と云ふことは所帯の持直しを言ふ。
立替立直の大きなことは世界のことであり、小さく言へば家で、日本で言へば今日直ぐにも自由経済が統制経済になつたのも、是も詰り言うたら立替立直になつたのです。
或は国民精神総動員と云うて皆に自分の勝手にならぬやうに、自由にならぬやうになつた。
国家の為に全体となつて、陛下の為、或は国家の為に、皆国民が一つになつて行かうと云ふ、是も立替立直なんです。
問 それは実例を挙げて答へたやうだが、纏めて言ひますと、立替立直と大本で言つて居るのは、体主霊従の現在の世の中を破壊して、霊主体従の世の中になすことを立替立直と云ふのぢやないか。
答 破壊するのぢやありませぬ。改めさせるのです。
問 破壊ぢやない……。
答 体主霊従の世の中を改めさせ良くさせて、霊主体従の世の中にすると云ふのです。一口に言へば、英国辺りの体主霊従です。
支那へ行つても、利益の為ばかり考へてやつて居ります。我好しです。
併し、日本はさうぢやありませぬ。日本は支那人を助けてやつて、東洋平和の為にやつてやる。霊主体従です。
問 よし、さうすると──。
答 日本のやり方は立替立直のやり方です。