出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
大本史料集成 全3巻 | 1982.06(第1巻)、1982.09(第2巻)、1985.08(第3巻 | 思想 霊界物語と神諭 | 池田昭・編 | 参照文献検索 |
キーワード: 二次事件裁判 内流と外流 |
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本文 文字数=2185
問 其の関係が移写関係……主宰神の所で詳しく訊きませう。それはそれだけにして置きませう。
次に移ります。
さうすると、此の霊界物語と云ふものは、是は矢張り神示と云ふことになりますか。
答 神示とは、詰り仏のことを書いて居るのを仏書と云ふ如くに……。
問王仁三郎自身の感想なり思ひ付きなりを、考へて居るのを書いて居るのですか。
答 考へたこともそれは入つて居りまつしやろ。
間接外流と云ふのがありませう、それは何かと云ふと私も何も知らぬぢやない、書物を読んで居るから──又霊界の神懸りになる方法としては第一に神典を詳読し、神徳を清くすべしと書いてある……本田先生のに。直ちに神様に移つて貰ふには神徳を──「此の神様は斯う云ふ御神徳のある神様、此の神様は斯う云ふ歴史に出て居る」と云ふことを先に悟つて置くと云ふやうにしなければ、縁もゆかりもない所には神は移りやしまへぬ。
問 詰りこちらの訊ねる所は、神様が王仁三郎の口を藉りて言ふたのか、王仁三郎の考を自身が言うたのか。
答 何れも一緒くたになつて居ります。之を外流と言ふのです。
問 それはさう云ふ点もあるし、自分の考もあると云ふ訳ですな。
答 さうです、入つて居るに違ひありませぬ。
問 第五回の予審訊問調書の七問答で、「自分の創作だ」と云ふことを言つて居る点は違ふ訳だね。
答 さうです。
是は──調書と云ふものは、私は言ひ過ぎるかも知れないが、予審判事閣下の創作やと思ひます。
問 まあ宜しい。
それから、是迄訊ねた神諭だね。表神諭、裏神諭、霊界物語、此の三つは大本の教典になつて居りますか。
答 はい、教典です。
神諭と霊界物語……。
問 神諭には裏と表があるな。
答 はい。