出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
大本史料集成 全3巻1982.06(第1巻)、1982.09(第2巻)、1985.08(第3巻神聖会日誌昭和9年10月池田昭・編参照文献検索
キーワード: 昭和神聖会
備考: 史料集成Ⅱ
 
本文    文字数=8279

十月一日
愛国恤兵財団助成金より大阪本部に対し風水害見舞として金一封を贈らる。
十月二日
出口統管臨席の下に神戸支部発会式、県会議事堂に於て挙行、盛会、賛同者一万を超ゆ、入場者一千五百名。
大阪本部有志の名による「政府は全力を挙げて産業都大阪の復興を急げ云々」の長文意見書を掲載せる大正日々新聞を送附し来りたるに依り当局及其他へ送致す。
十月三日
「統管随筆」新刊出来納本。
統管には爾後地方本部及県庁所在地又は重要都市の支部発会式以外は臨席なき旨通知あり。
十月四日
亀岡に滞在中の統管代理今朝帰京午後七時より総本部に集合、統管より示されたる指導精神(統管随筆)につき統管代理より伝達ありたり。
十月五日
出口統管臨席の下に兵庫県豊岡町に於ける城崎支部発会式挙行さる。
統管送迎に関する指令、昭青坤生両本部より発せらる。
統管代理海軍省に関根大佐を訪問。
十月六日
黒竜会の葛生能久氏来訪、左の件につき相談あり。一、華府条約の即時撤廃通知発送のこと二、山本全権に対する激励のこと三、近く国民大会開催の模様につき発起者として加盟のこと
統管より「陸軍パンフレットの趣旨に対し絶対支持すべき」旨来示あり、午後七時より総本部員集合、右パンフレットにつき研究す。
十月七日
統管鳥取地方本部発会式に臨席、会場市公会堂、講師斑目海軍大佐、下位春吉氏及深町霊陽氏。
陸車パンフレット研究引続き総本部に於て開催。
十月八日
神聖会彙報第三号出来夫々発送す。軍縮問題国民同志会に本会より統管代理、河津雄氏、御田村竜吉氏、広瀬義邦氏発企人として参加することゝなる。
十月九日
統管臨席の下に米子市に於て伯西支部発会式挙行、会場電気館、入場者三千名、賛同者二万七千名、棟尾氏を招いて東北地方冷害状況を聴く。
十月十日
統管臨席の下に京都府宮津町に於ける与謝支部発会式挙行、統管代理亀岡へ出発。
十月十一日
統管臨席の下に京都府舞鶴町に於ける加佐郡支部発会式挙行。
長野県上田市発会につき竹内太郎氏来訪、雑誌「神聖」第三種郵便物認可さる。
十月十二日
統管臨席の下に福知山町に於ける天田支部発会式挙行。
十月十三日
統管亀岡に帰着さる、天照会の皇祖祭並産業祭に対して左の祝電を発す。電文「皇祖の神意を恢弘し、産業国本確立の為、今日意義ある祭典を奉祝す。昭和神聖会」
皇道宣揚展覧会開催につき準備の為昭青国防部員上京、多忙。
十月十四日
統管臨席の下に津支部発会式挙行、会場県社会事業会館、国粋学生聯盟より統管を迎へ座談会開催の希望申込あり、又国体擁護聯盟有志より統管に面会の機会を与へられ度き旨申込あり。
大阪本部発会式に際して関根大佐の「大国難に直面せる国民の覚悟」なる講演筆録を播州国防研究会本部より印刷配布の申込ありたり。
十月十五日
雑誌「神聖」十一月号印刷出来納本。
十月十六日
統管送迎並に座談開催の場合に於ける心得に関し通達す。(前号所載につき省略)
十月十七日
統管臨席の下に静岡地方本部発会式挙行、会場小学校講堂、入場千五百、講師横尾海軍少将、下位春吉氏、深町霊陽氏。
統管代理午前十時十分新橋駅着にて上京、在満機構問題に対する本会の声明並に決議を発表すべく統管より指令あり。(右問題につきては閣議決定したるにつき統管部と打ち合せの結果発表を中止す)
皇祖祭、産業祭、尊農会祭典につき本会代表参列す。
統管には午後八時五十四分静岡より横浜に帰着、直ちに関東別院に入らる。
十月十八日
統管には夕方横浜より東京にお着、午後八時軍人会館に於ける「明るい家庭」の会合に臨席一場の講話をせらる。
十一月七日綾部に於て地方本部代表者会合開催につき関係者に通知す。
十月十九日
統管には午後一時半より一ツ橋如水会館に於ける国粋学生聯盟座談会に臨席約一時間に亘る学生の質問に答へらる、尚統管退席後広瀬、国分両氏質疑応答懇談す。
赤坂公会堂に於て軍縮問題有志大金発起人会開催あり、本会より出口宇知麿氏、河津雄氏出席。
統管には午後十時半上野発常磐線廻り急行にて昭青、坤生其他本会員等約一千名の見送りを受けられ仙台に出発さる。支部発会式に於ける講師の費用は其支部負担の件通達す。総本部事務所を交詢社五階より四谷区愛住町七六に移転さるゝ事に決定。
十月二十日
下位春吉氏東北本部発会式講演の為上野出発。
十月廿一日
統管臨席の下に仙台市に於ける東北地方本部発会式挙行、会場公会堂、入場者二千名、岐阜県多治見発会式(土岐支部)に貴志弥次郎閣下、広瀬義邦氏講演、統管代理横浜へ出向さる、下位、関根、貴志、南郷、安藤、佐藤、小島、内田、頭山諸先生に対し夫々関係者挨拶の為訪問。
清洲国趙欣伯博士の懇親会神楽坂「末よし」にて開催、宇知麿氏、江口氏出席。
十月廿二日
統管臨席の下に盛岡支部発会式挙行さる、吉田松蔭先生七十五年追悼会に玉串料を贈る。軍縮問題有志大会上野精養軒にて開催、本会員約五十名出席統管代理主唱者席に着す。
十月廿三日
統管には午前六時五十分上野着、昭青、坤生其他の出迎を受けられ直ちに昭青本部に入らる。
午後一時より紫雲郷別院に於て在京信徒会員に対し統管より神聖運動につき力強き訓示あり。
本日付を以て統管より会則の変更(前号所載につき省略)副統管内田良平氏、出口宇麿氏新任、並に総本部職制変更の発表あり。
統管紫雲郷別院にお泊り別院への来訪者多し。
十月廿四日
統管には午前八時東京出発一旦横浜関東別院にお立寄の上、午後一時廿分沼津へ出発さる。統管臨席の下に静岡県沼津支部発会式挙行さる、会場は商工会議所、入場者一千名、四国より木村次之助氏来訪。
十月廿五日
統管臨席の下に京都府園部町に於ける船井支部発会式挙行さる。
十月廿六日
出口副統管午後九時東京駅発亀岡へ。
十月廿七日
統管臨席の下に島根地方本部発会式挙行さる、会場公会堂入場者二千五百、賛同者十一万、講演会大盛会にて二回開催さる、講師下位、深町両氏、豊橋支部発会式の為貴志弥次郎閣下、広瀬義邦氏出発。
総本部事務所を交詢ビルより四谷区愛住町七六((昭青本部同所)に移転す。
十月廿八日
海軍省より普及部パンフレット「海軍々備の制限方式に就て」五部受領。
十月廿九日
統管には島根より岡山へ向はる、下位春吉氏帰京。
十月三十日
統管臨席の下に岡山地方本部発会式挙行され、会場公会堂、入場者二千、賛同者二万六千、講師岡原寛少将、深町霊陽氏、下位氏午後八時廿五分岡山へ出発す。
十月三十一日
下位氏岡山公会堂にて講演、広瀬氏山形県寒河江支部講演の為出張。神聖十一月号改訂納本出来。総本部新設電話番号四谷七三七七番