出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
日月日記 全13巻 | 1929.06~1930.08 | 俳道 | 月の家 | 参照文献検索 |
キーワード: 俳句 恋愛 利休 豊臣秀吉 | ||||
詳細情報: 〇俳道は天地倍判の以前から流れている。森羅万象はことごとく俳的表現である。 〇信玄と謙信 恋というものは、殺したり、殺されるはずのものだからで、殺しもせず、殺されもしないものは恋ではない。信玄が死んだと聞いて、茶碗をなげうって慟哭した謙信の心は、いじらしい恋であったのだ。 〇十里の長城をめぐらして帝都を復興し、聚楽第を築いて、みやことともに花も月もおのれ一人の所有となし、桃山城を建設して天下の美人をせんだんし、驕奢と栄華に耽溺し陶酔した豊臣氏に、荒壁造りの茅舎《ぼうしゃ》を見せびらかして飛びつかせ、茶杓で丸木柱にぶんじばってしまった利休は、俳諧史上の逸品である。外面的には利休は、ついに豊公に殺されたが、内部的精神的からみれば、豊公は利休に殺されたのである。 〇俳道の真趣 有声に無声を見、無色に有色を聞くこと。 | ||||
備考: 全集(5) P.575 俳道 「俳道は天地倍判の以前から流れて居る。森羅万象は | ||||
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