出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
明光 朗詠について 参照文献検索
キーワード: 和歌の心
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〇朗詠は五、七、五のリズムで。
〇『古事記』のヒナぶりというのはこの朗詠のことだ。
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 昔の歌の朗詠は、今のようなものでなかつた。朗詠は五、七、五と宇宙を流れている波にのらなければ、聞いていてしつくりこない。今の朗詠は声に無理をするからながくつづけられない。
 王仁が歌を口述する時に歌う調子、あれが真実の歌の朗詠である。百首歌つても少しも声が苦しくならない。そしてつねに五、七、五のリズムに合わせて歌うのである。おのずから合うてくるのである。
『古事記』にある「夷振り」というのは、この朗詠のことである。
(「明光」昭和10年10月)