出口王仁三郎 文献検索
リンク用URL http://uro.sblog.jp/kensaku/genshow.php?CD=12412&T1=&T2=&T3=&T4=&T5=&T6=&T7=&T8=
原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
明光 | | 朗詠について | | 参照文献検索 |
キーワード: 和歌の心 |
詳細情報: 〇朗詠は五、七、五のリズムで。 〇『古事記』のヒナぶりというのはこの朗詠のことだ。 |
ルビ付き本文: ダウンロード |
本文 文字数=678
昔の歌の朗詠は、今のようなものでなかつた。朗詠は五、七、五と宇宙を流れている波にのらなければ、聞いていてしつくりこない。今の朗詠は声に無理をするからながくつづけられない。
王仁が歌を口述する時に歌う調子、あれが真実の歌の朗詠である。百首歌つても少しも声が苦しくならない。そしてつねに五、七、五のリズムに合わせて歌うのである。おのずから合うてくるのである。
『古事記』にある「夷振り」というのは、この朗詠のことである。
(「明光」昭和10年10月)