出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
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キーワード: その他 |
備考: 玉鏡 八幡-P.83 天声-P.50 昭09-03 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=1435
大地は日々に傾斜運動をすると共に、又一年に四度の中傾斜運動をなし、一年に一度大傾斜運動をなし、六十年目に大々傾斜運動をなし、三百六十年目に大々々傾斜運動をなし、三千六百年目に大々々々傾斜運動をするのである。
故に桑田変じて海となる位の事ではなく、海が山になつたり、山が海になつたりする。高山の頂から貝の化石が出たりするのも、此等の傾斜運動によつて大地は常に変動しつつあるのを示すものである。
鳴門の水が、大地の中心に向つて注ぎつつあると云ふ事をも知らぬ人が多からう。富士山の爆発によつて、相模の国が出来、武蔵との間がつながつたのである。天城山の爆発によつて、伊豆一帯の地が持ち上つた。蛭ケ小島も湯ケ島も、もとは皆島であつたので此の名が残つて居るのである。
地文学も天文学も、否それのみならず、政治学も、経済学も、教育学も等々、諸種の学説が皆ひつくりかへる時が来るのである。神諭に「何も彼も新つにして仕舞ふぞよ」とあるのがそれである。
世の立替立直しと云ふのは大望とあるが、頗る大規模なものであつて、殆んど人智の想像の範囲を絶して居るものである。