出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 面会 | | 参照文献検索 |
キーワード: その他 |
備考: 玉鏡 八幡-P.330 天声-P.204 昭08-11 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=855
面会といふ事は王仁にとつて一番苦痛な仕事である。信者ならさほどでもないが未信者は沢山の霊を一緒につれて来るので、とても苦しくてやりきれない。お前等は肉眼で見るだけだから王仁のこの苦痛に同情が無い。未信者と雖もサツパリとして居る人もあるのでお前達には其見分がつかぬのだから、王仁の気持のままにして呉れないと困る。旅から旅へと身体がつかれ切つてやつと宿につくと、すぐ此方の事は少しも考へないで、帰る汽車の時間がどうとか、かうとか云ふ理由で面会を強ひらるる位厭な事はない。自分の都合さへよければ、王仁の事はどうでもよいのか。かういふ想念が一層王仁を苦しめて旅行はしたくない。