出口王仁三郎 文献検索
リンク用URL http://uro.sblog.jp/kensaku/genshow.php?CD=11220&T1=&T2=&T3=&T4=&T5=&T6=&T7=&T8=
原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 勇往邁進 | | 参照文献検索 |
キーワード: その他 |
備考: 玉鏡 八幡-P.226 天声-P.58 昭08-07 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=1463
勇往邁進、やりかけたら決して後へ引かぬと云ふのが王仁のモツトーである。道を行くにしても、一旦取つた道はかへぬ、後がへりをして他の方の道を取つたが遙かに近道であるにしても、矢張り王仁は一旦取つた道を行くのである。だから役員にしても任命した以上、王仁の方から取りかへた事はただの一度もない。それでなくては安んじて仕事をして行くことが出来ない。常に腰掛け的気分で仕事をするから成績があがらぬ。どこにも人事の異動が近頃はげしいやうであるが、王仁の思ひとは裏はらである。併しながら今の人間は恩に馴れてよい気になる人が多いのだから、又止むを得ないかも知れない。
日本国は万世一系の天皇陛下を戴く尊い国柄であるが、日本臣民も亦同じく万世一系で、いや次ぎ次ぎに栄えゆきて、子、孫、曾孫とつづくのが目出度いのである。外国は禅譲、放伐、自由、協和、共産等の政体、日本は万世一系の大家族主義の国体である。
何か過失があると、すぐ逐出して仕舞うて新しい人にかへると云ふ思想、やり方は面白くない。之は外来思想である。やり方が悪くばよく言ひ聞かせて、改めさすやうにするのが家族主義のやり方である。