出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 産後の為に | | 参照文献検索 |
キーワード: その他 |
備考: 玉鏡 八幡-P.471 天声-P.364 昭08-05 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=826
王仁の生母は、心掛けの良い人で、妊娠したといふことが判明すると同時に、毎日炊ぐ米のうちから一握りづつをよけておいて之を貯めておく。毎日のことであるから十ケ月の間にはかなり沢山の量となる。之を産後の食料に当てるのだ。産後の養生は女にとつて非常に大切なものであるといつて此の期間は農家の常食たる麦飯を食べず、上記米飯を食べて悠々養生するのである。
経済的にも一寸した心掛けによつて誰に迷惑を掛けるでもなく、ユツクリと保養が出来るのである。かうした心掛けをもつ生母は婦人病等の悩みをかつて知らないで、八十六歳(昭和八年)の今日迄壮者を凌ぐ強健さである。