出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 皇道と王道の区別(1) | | 参照文献検索 |
キーワード: その他 |
備考: 玉鏡 八幡-P.398 天声-P.23 昭08-04 【3刷5刷八幡版では一部削除されて「皇と王」と改題】 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=1098
(2){王道は単に政治一方のことをさすに反し、皇道は三種の神器で国を治めることで、政治、教育、宗教一切を包含した一つの権威である。そしてこれを単に大和民族のみの専有とせず、世界の主師親として皇上陛下を仰ぐのが皇道の真諦である。}「皇」は白王と書く、百の字から一をとつたのが白で、九十九の数を現はす。九十九は数の終りである。九十九になつて長寿を祝ふときには白寿の祝ひといふが、九十九王は王の極で普通の王ではない。
同じ王でも蒙古の王の如きは我国の郡長級で、到る所に王がある。むかし、釈迦は浄飯王の太子だつたといふが、この王も矢張り印度の郡長格だ。そして悉多太子はその長男といふ意味で、今でも蒙古へ行くと長男のことを太子というて居る。
footnote
(1)天三版、天五版、愛世版では『皇と王』に改題。
(2)天三版、天五版、愛世版、八幡版では削除。