出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
神の国 天地への義務で生きて居る 参照文献検索
キーワード: その他
備考: 玉鏡 八幡-P.327 天声-P.180 -
ルビ付き本文:
王仁三郎資料センター
 
本文    文字数=1377

 歯痛で苦しんで居る王仁に向つて「聖師様でも御自分の歯痛を直す事はお出来にならないのですか」と問ふ人がある。大本信者に病人が絶えない限り、王仁の病はなをらぬのだ、と嘗ても云うて、書物にも出て居る筈だのに、読んでは居らぬのかしら。王仁は神の大なる使命を負うて生れて来て居る。霊を千別きに千別きて病人其他の救済に活動を続けて居るのだ、いはば王仁の霊体はバラバラになつて居るのだ。だから始終苦しみ通しである。病者はよく王仁の姿を見ると云ふが、それが霊魂を千別きに千別きて居る證拠だ。王仁は極めて健康であるから体がもつのであるけれど、お前達なら三日ももつ事でない。だから王仁は始終病気でない病気で寝床も敷放しである。神の道に入つてから、云ひ換へれば救済の神業に使はれだしてから、楽な日とては一日もない。いや長い年月の間にたつた三日あつた。其時二代が生きるか死ぬかの苦しみをした。王仁の代理をして居たのだ。王仁はこんな苦しい世をのがれて、早く天界へ帰り度いと思ふ。ただ天地への責任観念、強い義務観念から、かうして生きて居るのだ。