出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 国体と政体 | | 参照文献検索 |
キーワード: その他 |
備考: 玉鏡 八幡-P.- 天声-P.- - |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=978
日本は国体即政体の国である。外国には政体があつて国体がないから屡々主権者がかはるのである。【国体】は頭が天子様であつて、四肢五体が臣民である。いはば神の造つた一つの神人格である。これに反して政体は頭の主権者が、人間の造つた魂のないロボツトにすぎない、だから生命がない。故に機械が一つ狂へば手も足も動かすことが出来ない。
現代の政治家、学者等は、生きた神人格者の日本の国体にロボツトをかぶせて文明のやりかたと誇つてゐるのだから始末にをへない。たうとう我神国を外国に近いものにしてしまつたのだ。今後は国民が衷心から覚醒して、かぶさつたロボツトをとりのぞき、国体の精華を発揮せねばならぬと思ふ。
footnote
(-)天三版、天五版、愛世版、八幡版では全文削除。