出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
神の国 武の神 参照文献検索
キーワード: その他
備考: 玉鏡 八幡-P.55 天声-P.150 昭07-12
ルビ付き本文:
王仁三郎資料センター
 
本文    文字数=1074

 信州諏訪神社の祭神は、【たけみなかた】神と言つて、大国主命の長男で、随分剛勇の神であつた。偶々大国主命の国譲りの後に、信州諏訪に鎮め祀られて、武の神としてあがめられて居るのであるが、戦争が起る頃になると必ず出動される。皆も知つて居る様に、諏訪大神には非常に大きい四本の柱に依つて【しめ】がされてある。ところが日清戦争、日露戦争前には、此四本の【しめ】の柱の内、二本が倒れて了つた。それは神界より武神の出動を示されたものである。昨年(昭和六年)の正月、恰度王仁が北陸地方を旅行して居たら、今度は四本とも倒れて了つた。それから秋の満洲事変が起きた。まだ此の事変色々と変形して問題が複雑になつて居るので四本も柱が倒れて居ることから察しても、今後の想像がつくと思ふ。此の武神は八百八光の眷属を従へられて活動されるのである。