出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
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キーワード: 正しい食事 |
備考: 玉鏡 八幡-P.438 天声-P.304 昭07-12 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=1330
米は陽性のもので、之を常食すれば勇気が出る、そして陽気である。麦は陰性のものである為め、陰気になる傾向がある。くよくよしたり、いつも泣き言を並べたりするやうになるのは此の為めである。野菜を食へば仁の心が養はれる。魚類を食へば智慧が湧く。故に魚類も月に一度や二度は必ず食はねばならない。米と野菜と魚類とで、智、仁、勇となる。肉食をする者には仁の心は少ない。故に野菜を常食とする日本人にして初めて愛善の心が(1){あり、外国人には稀で}ある。肉と云ふものは一度、草や野菜等を喰つて、その栄養素が肉となつたのであるからあまり栄養もない。そして肉に依つて養はれた細胞は弱い。日本人は米を食ひ、野菜を食ふから即ちまだ肉とならない栄養を摂るから、細胞が強い。毒ガスに対しても(2){外国人は寔にモロイものであるが、}日本人は比較的耐久力があり強い。又日本人の歯は臼歯と云つて、米を噛みこなし易く出来て居るが、肉食人に於ては臼歯がとがつて居る。
footnote
(1)天五版、八幡版では削除。
(2)天五版、八幡版では削除。