出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 放任主義の教育に就て | | 参照文献検索 |
キーワード: 教育思想 |
備考: 玉鏡 八幡-P.226 天声-P.31 昭07-11 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=817
王仁が子供の教育には放任主義をとれといふのは、今日の児童教育があまり干渉がひど過ぎるから、その反動としていふので、矢張り放任の中に干渉があり、干渉の中に放任があらねばならない。親が子供に、物を貰つても直ぐ両手を重ねてお礼を云ふことを教へるが、あれなども乞食根性を強ひるやうなものであつて王仁は大嫌ひだ。余り親が子供に干渉し過ぎてゐるのである。
今大本式の教育を受けた子供を世間で悪く云ふのは善悪に対する標準が違ふからで、本当は親の干渉を受けすぎないで暢び暢びしたのがいい。年頃になれば礼儀などはひとりでに覚えるから、余り干渉してはいけない。