出口王仁三郎 文献検索
リンク用URL http://uro.sblog.jp/kensaku/genshow.php?CD=11130&T1=&T2=&T3=&T4=&T5=&T6=&T7=&T8=
原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 身魂磨き | | 参照文献検索 |
キーワード: その他 |
備考: 玉鏡 八幡-P.196 天声-P.105 昭07-08 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=1015
大本に来て修行して居ると、年を経るに従つて、だんだん何も分らなくなるし、そして吾も他人もの醜さが目について、現界に活動して居た時よりも遙に汚く、悪くなつたやうな気持がすると云ふものがあるが、それは其筈である。何故なれば神様が一生懸命、各自の身魂を磨いて下さつて居るからである。
彼の研師が剣を研ぐ様を見よ、砥石にかけて練磨するとドロドロの汚物が出て来る。剣其物も亦汚物に汚れて全く光を失うて居る。だが磨き上つて研師がサツと水を掛けると、三尺の秋水明晃々として鉄をも断つべき名剣となるのである。その如く、皆も身魂磨きが終つて、サツと神様から水をかけて頂くと、自分では思ひもかけぬ働きが出来るやうになつて来る。水をかけて頂かねば何も出来はせぬ、せいぜい磨いて頂く程結構である。