出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 葛の葉の子別れ | | 参照文献検索 |
キーワード: その他 |
備考: 玉鏡 八幡-P.361 天声-P.- 昭07-08 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=725
狐が恩義に報ゆる為め、仮に人間の女と身を変じ、夫婦の契を結び、子までなしたる仲なれど、情なや秘したる身の素性を見露はされ、
恋しくば尋ね来て見よ和泉なる
信田の森のうらみ葛の葉
と一首の歌を書き残して元の古巣に逃げ帰つたと云ふ、哀れにもグロテスクな物語は、誰知らぬもののない有名な話であるが、葛の葉と名告る女は決して狐の変化では無いのであつて、実は○○の娘なのである。差別思想の甚だしい時代の出来事なので、狐といふ事にして仕舞たのである。
footnote
(-)天五版では全文削除。