出口王仁三郎　文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
神の国 隻手の声 参照文献検索
キーワード: その他
備考: 玉鏡 八幡-P.73 天声-P.67 昭07-01
ルビ付き本文:
王仁三郎資料センター
 
本文    文字数=591

　禅学でいふ隻手の声といふのは、あつて出さぬ潜む声を示したもので、両手あつてこそ音を出すことが出来るのである。左の手から【タ】の音、右の手から【カ】の音が出る。高御産霊神、神御産霊神である。斯くして両手を拍てば【タカ】と発するのである。隻手の声は【タカ】の音をもつて居るだけで聞えぬ声である。又無理に隻手の声を出さうと思へば、右手でも左手でもよい。頬をピシヤリと打つがよい、必ず隻手の声がする。