出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 取違ひの信仰 | | 参照文献検索 |
キーワード: 信仰の力 |
備考: 玉鏡 八幡-P.195 天声-P.114 昭06-11 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=826
信仰は全く自由なものだ。神の道では取違ひと慢心とが一番恐ろしい。取違ひしてゐると神の目からは間違ひきつたことでも、自分は正しい信仰だと思つて進んで行き、他からの忠言も戒めも聞かない。そして行く所まで行つて遂に衝き当つて鼻を打つてヤツト気がつく。そして後を振り返つて初めて背後の光明を見て驚き正道に立ち帰るのである。
兎も角間違つてゐても神から離れぬことが大切である。やがては必ず自分から気がつくことがある。間違つてゐるからといつて矢鱈に攻撃しても詮〔詰〕らない。実は皆誰でも取違ひのないものはない。今日の処、まだ本当に分つたものは一人もないのだ。