出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 一日の修行 | | 参照文献検索 |
キーワード: その他 |
備考: 玉鏡 八幡-P.90 天声-P.300 昭06-10 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=837
朝に道を聞けば夕に死すとも可なり、と云ふ事は霊界への道の事である。即ち霊界の消息に通ずれば、わが霊のゆくべき道がわかるので、これさへハツキリ分つて居れば、いつ死んでもよいと云ふ事なのである。もし霊界の事を些しも知らねば其人の行手には唯暗黒があるばかりである。恐ろしいところに迷はねばならぬ。故に現界に居る時によく道を聞いておかねばならぬ。霊界百年の修行は現界一日の修行に如かず、と云ふ諺があるが、それはその筈で、其のかはり霊界は長い。現実界の命は短いから同じである。猫でも犬でも齢の短いものは早く子を生み早く死ぬ道理だから、霊界の百年は現界の一日にあたる。