出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 風を描く | | 参照文献検索 |
キーワード: 絵画 |
詳細情報: 風が吹く七五三の呼吸を忘れずに書く。天地の躍動のリズムをつかむこと。 |
備考: 玉鏡 八幡-P.291 天声-P.265 昭06-08 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=908
風を描かねば絵にはならぬものである。元来風と云ふものは七五三に吹くのであるから、絵を描く時にこの呼吸を忘れないやうにすれば、きつと立派な作品が出来る。例へば松原を描くとして、最初の松は七の風をうけて居る所、次は五の風をうけて居る所、次は三の風をうけて居る所と描き分けるのである。浪も同じく七五三に動くのであるから、其勢を見せて描くのである。天地はすべて一定のリズムによつて躍動して居るのだから、その事が分らねば、傑れた作品は得られない。盲滅法に(1)美しい絵をかいて見たところで、死んだ絵であると人を動かすことは出来ないものである。
footnote
(1)「盲滅法に」…天五版、八幡版では「ただ」に変更されている。。