出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 大槻鹿造と王仁 | | 参照文献検索 |
キーワード: その他 |
備考: 玉鏡 八幡-P.307 天声-P.187 昭06-08 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=786
開祖様の長女米子さんは大槻鹿造の妻であつた。鹿造は綾部の無頼漢の親分であつた。王仁が綾部に来て澄子と結婚すると、錆刀をおつ取つてやつて来て「こら、貴様は何処の牛の骨か馬の骨か知らないが、俺が長女の婿だ。一体全体嫁に貰つたのか婿に来たのか、どちらだ」と刀をつき立てて雄叫びする。「そんな事はどちらか知らぬわい、だがお前は喧嘩を買ひに来たのかい、それなら相手にならう」と両肌ぬいで坐り直したら「ウン、申分が気に入つた、若ざうに似合はぬいい度胸だ、俺は帰る」と云うて帰つて行つた。爾来王仁の為めには随分よくして呉れたものである。