出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 月宮殿の仁王様 | | 参照文献検索 |
キーワード: その他 |
備考: 玉鏡 八幡-P.141 天声-P.95 昭06-08 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=1187
櫛岩窓の神、豊岩窓の神の二神即ち月宮殿の仁王様と云ふは、天真坊、天道坊である。熊本に在つて、とうから天恩郷に来たいと願つて居たので、偶々熊本に行つた寿賀麿にかかつたものだから、彼は長い間病気になつて仕舞つた。願ひ叶つて天恩郷に来る事になつてから寿賀麿の病気はケロリと癒つて仕舞つた。熊本に居た時は六ケ敷い顔の仁王様であつたが、月宮殿に納まつてから、ニコニコ顔に変じたと皆が云ふ、さうのやうだ。王仁はこの仁王様の事はとうから知つて居た。これ迄何度も出て来たのだ。初めてかかつて来た時は王仁も病気した。それは王仁が横須賀に行つた時の事で、元来天真坊、天道坊の二神は、長く外国に行つて居られたもので、軍艦榛名(1)に搭乗して帰つて来られたものである。
footnote
(1)「軍艦榛名」…金剛級巡洋戦艦三号艦として大正四年に竣工。大東亜戦争中は南方部隊に所属。昭和二十年七月呉沖で米軍機の空襲を受け大破着底。