出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 焼肴の箸のつけ方 | | 参照文献検索 |
キーワード: その他 |
備考: 玉鏡 八幡-P.375 天声-P.316 昭06-06 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=702
他家に招かれて焼肴を出された時は、海魚なれば頭を左に腹を客の前に据ゑてあり、河魚なれば頭を左に背を前に据ゑる。之を故実に海原(腹)河瀬(背)と云ふ。そしてその焼物に箸をつける時は庖丁がたの入つてゐる首筋あたりをむしつて食べ、小さき干物なれば片側を食へばよい。裏返しして骨ばかりを残して食つて了ふのは「犬喰ひ」と云つて卑しさの限りである。主人が客に焼物を出すとき「おむしり下さい」と云ふのは此の理由である。今の人はむしるどころか丸喰ひをする癖があつて見つともよくない。